600ccスーパースポーツの中でもかなりとがった特性のR6を、ストリートから峠で快適に安全に操作できる事がテーマのカスタムです。
前後サスペンションは、ノーマルでもサーキットよりの設定で二人乗りベースの為、かなり動きが硬く路面の状況では、すぐにバイクが跳ね上がったり、コーナー進入からサスが入っていかず落ち着きません。
タイヤを押し出してしまう接地感のなさで、寝かし込むのが怖い設定と感じました。
それらを改善してより様々な状況に対応できるように、Ｆサスペンションにはマトリスのインナーカートリッジスプリングキットを、RサスペンションもマトリスのフルアジャスタブルRRモデルを使用しセッティングしました。
ポジションはリラックスしてマシンコントロールが出来るように又アクティブな操作を可能にするため、アコサットのストリートファットバーを使用しセッティングしました。
タンクキャップも機能性とデザインを考え、アコサットの削り出しに交換しています。
アップライトなポジションに対してホールド性を高めながら、ストリートファイターとしてのデザイン性も求め、シートもワンオフ製作しています。
