極低回転からの強力で唐突なレスポンスと、トルク特性を滑らかにしてアクセルを開けやすくする事、更に滑らかで強力な中回転から高回転へのトルクアップとパワーを求めて、今回はかなり思い切った造りのワンオフフルエキゾーストマフラーを製作しました。
素材は、コスト、加工性、リペアー性を考えステンレスを使用し耐久性と軽量を目指しました。サイレンサーも同じ理由からアルミとステンレスにしました。
2in1の部分もパイプ合せ溶接でエキパイを差込式にしました。この後テールパイプの接合部サイズ合せを行いパイプ径にカットし、角度や微調整の加工後にテールパイプを溶接します。この段階あたりから、調節のためにエキパイを付けはずしの度にラジエターも同じく動かさなくてはいけないのでなかなか作業が進みません。
全体的にパイプを大径化したために、クリアランスやスペースが無く非常に困難な作業になりました。軽く試乗した感じでは、予想より音量も低い仕上がりです。あとはセッティングを詰めていきます。